おはこんばんちわ。
ユキヒョウです。
おじさんのTRPG処女を奪っていったソードワールドにはたくさんの種族がいます。
今回はその中でもスタンダードオブスタンダード。
圧倒的主人公感を持つ「人間」の種族の魅力について語っていこうと思う。
なんでもそつなくこなせる人間
エルフにドワーフ、リルドラケンなど個性あふれる種族が多い中、世界の中でも一番数が多いのが人間だ。
PLキャラクターとして人間を選ぶことももちろんできるし、実際、種族:人間でプレイする人は結構多い。
というのも、ステータスのいじりやすさが一因となっている。
6つの基本ステータスがあり、そのどれもを2d6(6面ダイスを2個)で判定してステータスを作っていくことになるので
わりとなんでもそつなくこなせるキャラクターが出来上がりやすい。
(タビットを例にとると、知力だけ2d6+6だけど器用度、敏捷、筋力は1d6のみという極端なものもある。)
長所もあれば短所もあるのがキャラクターでもあるが、人間はそのあたり万能。
いろんな場面で活躍できる安定感はプレイヤーにもゲームマスターにも好まれること請け合いだ。
運命を文字通り「ひっくり返す」種族特徴
各キャラクターには種族特徴というものがあり、例えば「火の攻撃が効かない」「水の中で呼吸できる」「暗視」など
面白い種族特徴がある。
そんな中でも人間は「1日に1回だけ、判定したダイス目をひっくり返すことができる」という、運命を変える能力が存在する。
その名も「運命変転」
ここ一番の判定で運命を変えることができる。
敵に大ダメージを与えたり、致命傷を回避したり、失敗するはずだった判定を成功させたりと使い方は様々。
一日一回だけという縛りが逆にロマンを加速させてくれる、そんな素敵能力。
まさに主人公。これが人間。
人間の弱点
もちろん人間にも弱点はある。
・何でもできるが故に器用貧乏になりやすい。
他種族は尖ったステータス振りが得意なのに対して、人間は全体的に平たい。
決して悪いことではないが、中途半端な立ち位置になってしまうこともままある話。
キャラ育成の方向性に結構悩むかも。
・エルフやドワーフと比べる寿命が低い
種族の寿命はストーリーの長さによっては影響してくることもある。
異種族カップルが寿命で切ないことになったりするが、それもまた物語。
人間より寿命が短い種族もいるので、そういったキャラクターとの絡みもあるとさらに切ない。
ソードワールド初心者に特におすすめ
人間はほとんど縛りがないので、「こんなキャラクターにしたい!」という要望に応えられる種族であることは間違いないだろう。
とりあえず種族は人間!といったようにすれば「あれができない」「この職業が選べない」といったことはわりと少ない。
入り口として打って付けな種族。初プレイの際は是非人間でキャラクターを作って欲しい。
まとめ
汎用性が高く、初心者に優しい種族。
それが人間。
かく言うおじさんも初セッション時は人間でプレイしたものだ。
この記事を読んだ人にも、読んでいない人にも
自分だけの魅力的なキャラクターを手に入れて欲しいと思う。
皆様の楽しいTRPGライフに花を添える事ができたなら幸いだ。